DNSマネージャーサービスは、プライマリ・セカンダリーネームサーバーと専用の管理画面(ユーザーズパネル)をご提供いたします。
DNSマネージャーをご利用いただくことにより、ウェブブラウザ上の管理画面(ユーザーズパネル)からゾーン内のレコード編集をお客さま自身で行えるため、ご利用の環境に合わせた柔軟なDNS運用を実現いたします。
各ネームサーバーは国内別のデータセンターで運用管理されているので、ネットワーク障害に耐性があります。
1ドメインにつきサブドメイン(ホスト)数500まで設定可能です。
各ホストに対しての各レコードの設定可能数は以下のとおりとなります。
レコード | 設定数 |
---|---|
Aレコード | 500 |
MXレコード | 500 |
TXTレコード | 500 |
CNAME | 1 |
サブドメイン権限委譲NS | 500 |
※ レコードの種類によっては、他のレコードと重なることができません。
A・MX・TXT ・・・同時設定可
CNAME・・・CNAMEのみ
NS・・・NSのみ
DNSマネージャーでご利用いただけるゾーンレコードは以下のとおりとなります。
レコード | 設定内容 |
---|---|
Aレコード | サブドメイン名に対応するIPアドレスです。 |
MXレコード |
MXレコードはメールの配送先であるメールサーバーです。 複数のメールサーバーを立てている場合は複数を設定できます。 |
TXTレコード(SPF) |
TXTが設定できます。 SPFを設定する場合は「IPアドレス/ホスト名で入力する」か「直接入力する」を選択して必要事項を入力してください。 SPF以外のTXTレコードの設定の場合は「直接入力する」を選択して必要事項を入力してください。 【SPFについて】 SPFはドメインのDNS情報のTXTレコードとして設定されます。メールの送信先メールサーバーがSPFでの認証方法を採用している場合、送信者アドレスのドメイン部分を参照し、DNS情報と照合した上で正しいネットワークから送信されたものかどうかを判別します。差出人メールアドレス詐称によるSPAMメール発信を防ぐ手段のひとつとなります。 (ただし、すべての送信先メールサーバーがこの方法を導入しているわけではございません。SPFを採用してない送信先メールサーバーの場合はSPF設定内容に関わらず、どちらも同じ形でメールが処理されます。) TXTレコードに記載される形式は IN TXT "v=spf1" "+a" "+mx" "+ip4:114.160.35.221" "+a:mail.example.jp" "+mx:mail.example.jp" "~all" というような形式となります。 |
CNAMEレコード |
CNAMEはサブドメイン名の別名です。 www.example.jp のCNAMEとして www2.example.jp を設定した場合、www.example.jp へのアクセスに対して www2.example.jp が呼び出されます。 |
サブドメイン権限委譲(NS) |
このサブドメイン名のみを別のネームサーバーに権限委譲します。委譲先のネームサーバーを設定してください。委譲した場合、このサブドメイン名のAレコードやMXレコードなどはすべて委譲先のネームサーバーで設定してください。 サブドメイン権限委譲を使うことで shop.example.jp を他社サービスで使用、myserver.example.jp をご自身のサーバーで使用、という利用もできるようになります。 |
DNSマネージャーのみを使用してドメインの運用を行う場合、ご利用いただく各ドメインのネームサーバーは以下の情報に設定してください。
※ドメインを取得したドメインレジストラでネームサーバーの変更申請を行ってください。
プライマリ:ns1.dnssv.net (59.106.44.130)
セカンダリ:ns2.dnssv.net (112.140.34.118)
※ 上記のネームサーバーが設定されていない場合、DNSマネージャーの設定はアクセスには反映されません。
※ 別途お客様の外部のネームサーバーにてプライマリで運用する場合は、上記サーバーは すべてセカンダリで設定してください。